掲載日 : [2003-02-14] 照会数 : 3329
サッカー五輪代表がオランダを破る
[ 先制点を決め、大喜びの韓国五輪代表 ]
サッカーの韓国五輪代表は12日、アムステルダムで、オランダ五輪代表と評価戦を行い、1-0で勝利した。
前半、韓国は守備に集中し、カウンターをねらったが、オランダ特有の全員攻撃+全員守備という早い攻守転換に対応できず、失点の危機を何度も作った。
韓国は後半に入って積極攻撃に戦術転換。両サイドからの攻撃を積極的に展開し流れを作った。これに李天秀が加わってからは完全に韓国ペースとなった。
何度か得点のチャンスを作ったあとの後半19分、ペナルティエリア手前でパスを受けた孫スンジュンが、ゴールキーパーが出てくるのをかわし、右足でシュートし先制ゴールを決めた。気勢が上がった韓国は、この後も怒濤の攻めを見せた。相手ゴールキーパーの好セーブで追加点はならなかったが、終了間際までオランダを圧倒した。
この日、スタンドにはコエリョ、ヒディンクの新旧韓国代表監督と、オランダリーグに移籍した朴智星、李栄杓らが「弟」たちの活躍ぶりを見守った。