掲載日 : [2007-10-11] 照会数 : 6670
新時代開く転機に 鄭中央団長が歓迎談話
鄭進民団中央本部団長は4日、南北首脳会談共同宣言発表を受けて歓迎談話を発表した。談話全文は次のとおり。
去る2日から4日まで盧武鉉大統領が平壌を訪問し、金正日国防委員長との間で首脳会談を行い、共同宣言が発表されました。この共同宣言は、韓半島の平和と繁栄の新たな時代を開く転機になるものと歓迎します。
このたびの首脳会談は、「北核」問題の解決のための「6者協議」が一歩進展している状況の中で開催されたもので、特に南北間の平和定着を確認し、その裏付けとしての軍事的な措置にまで言及したことを評価します。
南北間の多樣な経済交流・協力が具体的に謳われたことは、将来への大きな展望を与えるものとして期待をするものです。
この共同宣言の精神を踏まえ、本団は日本社会での共生を目指す立場から「核問題」と「日本人拉致問題」の解決に向けた進展があれば、非政治的かつ人道的な分野で在日同胞社会の和合促進に向け積極的に活動を進めていきます。
(2007.10.10 民団新聞)