掲載日 : [2003-02-20] 照会数 : 3092
大邱地下鉄大惨事…民団団長が哀悼の声明文(03.2.20)
心よりご冥福をお祈り致します
昨日、大邱市地下鉄中央路駅で発生した放火事件は一般乗客が多数死亡すると言う大惨事でありました。ここに亡くなられた皆さんに対して哀悼の意を表します。
特に、大邱市そして祖国の将來を担う多くの若者が犠牲になり、遺家族の皆さんの心情を察すると私たち在日国民も胸が痛みます。負傷者並びに遺家族の皆さんが一刻も早く立ち直って頂けるよう心よりお祈り致します。
そして、事件の発生要因が放火と言う犯罪であり、それを断じて許すことはできませんが、報道によりますと、このような大惨事は様々な要因が重なり合ったためと指摘されています。従って、関係者の皆さんの敏速な救命活動は勿論のこと、二度とこのような大惨事を引き起こさないためにも原因究明とともに、さらなる安全対策を講じて頂きたいと思います。
私たち在日国民は常に祖国に対して関心を持ち、また祖国の人々と苦樂を共にしてきたのは言うまでもありません。今回の大惨事の犠牲者に対して多少なりとも手助けになればとの思いから在日同胞社会に義捐金募金を呼びかけたいと思います。
改めて、犠牲者の皆さんのご冥福をお祈りするとともに、遺家族並びに負傷者をはじめとする大邱市民の皆さんが一日も早く平穏な生活に戻れるようことを願っています。
2003年 2月19日
在日本大韓民国民団中央本部
団 長 金 宰 淑(キム ジェスク)