掲載日 : [2008-01-16] 照会数 : 4973
盧武鉉大統領新年辞
希望の持てる国に
国民の皆様。
2008年の新年が明けました。国民の皆様が、新年の志を達成できますように祈ります。700万人の海外在住の同胞、北にいる同胞の皆様にも、新年のご挨拶をお伝えしたいと思います。
国民の皆様。
新年を迎え、さまざまな希望を持っていることでしょう。全員が健康で、生活にもさらにゆとりのある、そんな1年になることを願っております。隣人同士互いに温かく、今は裕福でない人々も明日に対しては明るい希望を持てる、そんな国になることを願っております。
私は、国民の底力を信じています。これまで困難なことが多かったが、国民は、その度に一つひとつ立派に克服してきました。
現在も泰安(原油流出事故現場)では、多くの国民が力を出し合い、新たな奇跡をつくりつつあります。
実に世界の称賛を受けるに不足のない国民であると思います。
新年が国家的にさらに大きな発展を遂げる1年となることを祈願し、私も次の政府がより良い条件で出発できるように、残された期間、最善を尽くします。
国民の皆様に新年のご多幸がありますよう祈っております。
(2008.1.16 民団新聞)