韓国のマッコリと日本の清酒を味わいながら、国交正常化50年を迎える両国関係者の親睦を図る試飲イベントが4日、ソウルの国会議員会館で開かれ、韓国の国会議員および日本の企業関係者ら約150人が「昼酒」で交流を深めた。呉公太民団中央団長も参加した。
このイベントは、駐韓日本大使館と韓国の国会議員が主催したもので、特設ブースには、マッコリや清酒を中心に両国を代表する約30銘柄が並べられた。
別所浩郎大使は、「マッコリと清酒はおいしいだけでなく、両国の文化に欠かせない。両国関係には難しい話もあるが、良い話をつくり、新しい50年へ手を携えて進んでいきたい」とあいさつ。与党セヌリ党の金武星代表も、「韓国では焼酎とビールを混ぜる爆弾酒が人気だ。マッコリと清酒を混ぜて、美味ければ両国関係の未来は明るく、不味ければ暗いだろう」と冗談を交えながら、「このような文化交流をきっかけに関係が近くなることを願う」と期待を込めた。
「昼酒」では、両国の参加者が、清酒とマッコリの杯を酌み交わす姿が見られ、互いの国の美酒で交流を深めた。
(2015.3.18 民団新聞)