洪容杓統一部長官は16日、政府ソウル庁舎別館での就任式演説で、「北との対話と交流協力は統一部に与えられた最も重要な役割の一つ」とし、「北と対話が必要なときは柔軟性を発揮する政策を維持し、南北の実質的な協力の道を切り開いていく」との方針を明らかにした。
同時に洪長官は、北韓の態度変化を促し、「核開発と軍事的、言語的挑発はわが国民と国際社会の反感を強めることを明白に認識すべきだ」と強調した。
洪長官は就任式後、対北政策でタカ派(強硬派)かハト派(穏健派)なのかとの記者団の質問に、「私はフクロウ派だ。(強硬派と穏健派の間で)バランスを取るのが何より重要だ」と答えた。
(2015.03.18 民団新聞)