韓日中の3カ国は11日、ソウル市内のホテルで第10回外務次官級協議を開き、今月下旬の開催で調整している3カ国外相会談について意見を交換、取り上げる議題について調整した。
協議には韓国から李京秀外交部次官補、日本から杉山晋輔外務審議官、中国から劉振民外務次官がそれぞれ首席代表として出席。2012年5月を最後に開かれていない3カ国首脳会談の必要性について認識を同じくした。
外交部によると、3カ国は、今回の次官級協議開催を通じ、3カ国による協力体制が修復される基盤が整ったことを評価したという。
李次官補は冒頭発言で「3国協力体制の完全な正常化のためには、よりいっそう高いレベルで3カ国の共同意思をみせる必要がある」と述べた。杉山審議官も「外相会談後には、3カ国の最高位レベルによる会談が続くことを希望する」と強調した。
(2015.03.18 民団新聞)