香港からの観光客、朱永恩さん(32)がソウルの屋台で財布がないのに気づいた。派出所(交番)に届け出ると、17分後にパトロール中の警官から無線連絡が入った。その警官によると、恋人らしい若いカップルが「お金がたくさん入った財布を拾った」と言って警官に手渡した。連絡先を尋ねると、「謝礼は必要ない。早く持ち主を探して」と言い残して去った。財布を受け取った朱さんは、「韓国人は本当にすばらしい」と感謝しながら何度もお礼を述べた。
(2015.3.25 民団新聞)