掲載日 : [2004-03-03] 照会数 : 2379
「核」進展なく終わる 第2回6者会談(04.3.3)
共同文書見送り…6月までに次回開催
【ソウル】中国・北京で2月25日から開かれていた北韓の核開発問題をめぐる第2回6者会談は28日、実務レベルで課題の検討を続ける作業部会の設置を決め、第3回となる次回会談を6月末までに北京で開くことに合意して閉会した。
中国が目指した共同文書の作成は見送られ、代わりに「核兵器のない韓半島の実現」「核問題の平和的な解決」などを明記した「議長総括」を書面で発表した。焦点の核問題をめぐっては核放棄に至る具体策は盛り込めず、実質的な進展はなかった。
議長総括は、「核兵器のない韓半島の実現」(英文)のため、「(参加各国は)対話を通じ平和的に核問題を解決する」と表明したとなっている。昨年8月の第1回6者会談の議長総括は「韓半島の非核化」を明記したが、北韓が今回、「核兵器計画」だけの放棄を表明したことに配慮したと見られる。ただ、中国語の原文は「核のない韓半島」となっているという。韓米日は、北韓に平和利用も含めたすべての核計画の放棄を求めている。
韓米日は北韓に「完全で検証可能かつ後戻りできない核廃棄」を求める立場から、高濃縮ウラン(HEU)生産計画の存在を認めさせようとしたが、北韓は最後まで同計画の存在を否定し続けた。
(2004.3.3 民団新聞)