掲載日 : [2017-03-08] 照会数 : 3984
北ミサイルに備え韓米軍事演習始まる
韓国の国防省と在韓米軍は1日、北韓の脅威に備えた定例の合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。4月末まで続く見通しだ。2月12日に北韓が実施した弾道ミサイル発射実験を受け、緊張が高まる中、訓練は行われた。北韓は6日、平安北道東倉里付近から弾道ミサイル4発を発射。3発が日本の排他的経済水域に落下した。合同軍事演習をけん制したものとみられる。
昨年の訓練には、米軍約1万7000人、韓国軍30万人以上が参加した。マティス米国防長官は1日、韓国の韓民求国防相と電話で会談し、同盟国防衛の米国の姿勢は揺るぎないと述べた。
また、韓国ロッテグループの系列会社が27日、在韓米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備が予定されている所有地の韓国政府への提供を承認したことを歓迎した。
(2017.3.8 民団新聞)