掲載日 : [2008-09-17] 照会数 : 3467
歴史語り継ぐ 鳥取・荒金鉱山でも
【鳥取】1943年9月の鳥取大地震によって荒金鉱山が崩壊し、犠牲となった65人の同胞と日本人の第66回忌にあたる10日、事故現場の荒金鉱山供養塔前で祭祀(チェサ)が行われた。民団鳥取県本部(薛幸夫団長)が主催、関係者や地元住民約80人が参列した。地元の町内からは岩美南小学校5年生の児童21人も人権学習の一環として参加、祭壇に菊の花を手向けた。
祭主を務めた薛団長は「祖国を遠く離れ、異国の地で罹災落命された我が同胞の無念を思うと、いまでも胸の詰まる思いだ。歴史を語り継ぐことと平和の大切さを再確認したい」と述べた。
地震は震度6、マグニチュード7・3。鉱山の澱物堆積所の堤防が決壊し、4万3000立方㍍におよぶ鉱泥が同胞28人の住む飯場と下流の集落15戸も埋没させた。遺体は90年に掘り出された一人を除き、今も収容されていない。
(2008.9.17 民団新聞)