掲載日 : [2009-11-05] 照会数 : 5264
鄭煥麒さんが「晋州市民賞」を受賞 コツコツ郷里へ教育支援
[ 晋州市長から賞を受ける鄭煥麒さん(右) ]
【愛知】韓国・晋州市出身の鄭煥麒さん(民団中央本部常任顧問、琥珀グループ会長)が、「第9回晋州市民賞」を受賞した。郷里への長年にわたる教育支援と人材育成への功績が認められた。同賞の海外在住者への施賞は鄭さんが初めて。
韓国がまだ貧しかった60年のこと。晋州市を訪れた鄭さんは、村の学校で小学校6年生の生徒が土間で勉強している姿を目の当たりにした。校長が「6年生だけでも、来年の卒業時に机に座って卒業させてあげたい」と語る姿に胸を打たれ、全生徒の机とイスを寄付した。
郷里には電気を敷いて20坪の会館を建設し、当時は高価だったテレビ一台を寄贈して村人の憩いの場とした。このほか、国立晋州教育大学校教授や教員への物心両面にわたる支援、学生たちには奨学金を授与するなどしてきた。
授賞式は10月10日、市庁舎で行われ、市民500人余りが見守った。
鄭さんは、「韓国は資源がほとんどないかわり、有能な人材には恵まれている。国の経済発展の原動力は教育であり、優れた技術者を養成するのも教育のうち。将来有能な人材の教育のためにほんの少し協力しただけ」と微笑んだ。
(2009.11.5 民団新聞)