掲載日 : [2009-11-18] 照会数 : 5871
朝鮮通信使が縁結び 慶州と日光市が観光友好都市に
[ 握手を交わす日光市の斎藤文夫市長と白相承慶州市長(右) ]
【栃木】日光市(斎藤文夫市長)と慶尚北道慶州市(白相承市長)は11日、日光市役所で観光友好都市の関係を結んだ。両都市はユネスコ世界遺産を抱える国際観光文化都市としての共通点を持つ。協定書では、観光客の相互往来、なかでも青少年の交流に力を入れるとしている。
両市を結びつけたのは江戸時代の朝鮮通信使だった。記録によれば、朝鮮通信使は1636年から1655年まで計3回、日光まで立ち寄っている。斎藤市長も韓国には「歴史的に深い縁」を感じ、友好都市関係の締結先として考えていたという。
昨年、斎藤市長から相談を受けた「日光朝鮮通信使研究会」の柳原一興さんが韓国側の窓口となった金賢中総領事とともに奔走し、友好都市協定締結が実現した。また、民団栃木本部(金一雄団長)でも柳原さんを側面から支援してきた。
締結式で慶州市の白市長が、韓国と日光を結ぶ道を「朝鮮通信使がつないでくれた平和のルート」に例えたのに対し、斎藤市長は「固い絆で結ばれた交流をしたい」と喜びを語った。
栃木県内の自治体で韓国の都市と友好関係を結んだのは今回の日光市が初めて。日光市が毎年、実施している市民フェステイバルには民団栃木本部が協賛、韓国の文化を紹介している。
(2009.11.18 民団新聞)