掲載日 : [2010-02-24] 照会数 : 4022
詩人・尹東柱の没後から65年 韓・日心通じあう関係誓う
[ 尹東柱の詩朗読に聴きいる参加者たち ]
立教大で偲ぶ会
今年、没後65年を迎えた詩人・尹東柱を偲ぶ追悼集会が21日、東京・豊島区の立教大学池袋キャンパスチャペルで開かれた。
1部の追悼セレモニーでは米国在住の韓国人ミュージシャン「雪降る地図」の李ジヨンさんが、尹東柱の詩に曲をつけた「たやすく書かれた詩」「星をかぞえる夜」を情感を込めて歌った。また、韓国語と日本語による詩の朗読では、中国語を交えた「たやすく書かれた詩」も披露された。2部では本紙連載中の作家、多胡吉郎さんが、「尹東柱・越え行く者の詩(うた)」と題して講演した。
多胡さんはNHK在職中の95年、韓国KBSと共同でドキュメンタリー番組「空と風と星と詩〜ユン・ドンジュ日本統治下の青春と死〜」を制作したことがある。番組制作中、尹東柱の遺族の家で「空と風と星と詩」の直筆原稿集を撮影した当時を思い起こし、「厳しい時代状況のなか、友人たちの手で地中に埋められ必死に守られた詩である」と説明した。
立教大学チャプレン、大韓聖公会司祭の柳時京さんは、「これまでの韓日は、にらみ合ってきた100年だった。これからは、お互い心通じ合う新しい世界を作る100年にしてほしい」と呼びかけた。
(2010.2.24 民団新聞)