掲載日 : [2010-03-10] 照会数 : 4195
幻の音源復刻 「名テナー永田絃次郎」
在日同胞の執念実る
解放前後に日本で活躍した著名なテノール歌手、金永吉(永田絃次郎)さんの吹き込んだ歌の数々が、CDアルバムとなってよみがえった。在日同胞音楽プロデューサー、李雨さん(72)が、散逸していたSP時代の幻の音源を探しだした。
キングレコードには200曲近い収録曲リストがあったが、音源そのものはほとんど残っていなかった。李さんはコレクターらを訪ね、執念で50曲近くを探し出した。
「荒城の月」「叱られて」「出船」「佐渡おけさ」など21曲を収録。なかでも「オ・ソレミオ」と「キーンアリラン」は60年1月、新潟港から北送船に乗り込む際に日本との別れを歌った曲として知られる。
19日発売。3000円。コリア・エンターテインメント(℡03・5421・7277)または、アマゾンジャパン(B003917QK4/NKCD‐6508)。
講演と映画の夕 20日に記念イベント
CDの発売を記念して講演と映画のイベントが20日午後7時から、東京・豊島区の東京芸術劇場大会議室で開かれる。参加費はCD付き3500円。申し込みは(FAX042・499・8362)
(2010.3.10 民団新聞)