掲載日 : [2010-03-10] 照会数 : 4697
アジア市場に照準 帝国ホテル韓国担当3世の白善伊さん
帝国ホテルアシスタントセールスマネージャー
リーマン・ショック以降、日本のホテル業界は欧米客の減少と国内企業の出張費の削減が響き、いずれも苦戦中という。都心の一流ホテルとて例外ではない。今年開業120周年を迎える帝国ホテル(東京・日比谷)はアジアマーケットの開拓を強化するため、昨年10月に専任チームを発足させた。在日3世の白善伊さん(30)は韓国担当のアシスタントセールスマネージャーとして重責を担う。
韓国語と英語はネイティブ並み。人なつこい笑顔で初対面の相手を緊張させず、すっと懐に入り込んでいく。VIPクラスにも物怖じせず、さっと近づき、名刺を差し出す。親しく激励の言葉をかけてもらうことも少なくない。
日本で大学卒業後、カナダ・バンクーバーに留学。ホテルマネージメントを学んだ。カナダ、日本、韓国国内の高級ホテルで修業を積んできた。最後に帝国ホテルをめざしたのは、「日本最高のホテルで自分を試してみたかった」から。これまで積み上げてきたスキルが同ホテルのアジアマーケット開拓のタイミングと重なり、昨年10月に入社が決まった。
いまは「パイオニア」としてのプレッシャーを楽しみつつ走り回っている。「帝国ホテルに行けば韓国担当の白がいる」と思われるのが目標だという。
(2010.3.10 民団新聞)