掲載日 : [2010-03-17] 照会数 : 4590
〞いつまでもお元気に〟 故郷の家・京都
[ チャンスンの設置を喜ぶ尹基理事長(右) ]
願いチャンスンに込めて
【京都】特別養護老人ホーム「故郷の家・京都」(尹基理事長、京都市南区東九条)に13日、入居者の無病息災を祈るチャンスン(長丞)がお目見えした。高さは160㌢、周囲60㌢の木製。施設内の文化ホールの前に立って、愛嬌を振りまいている。
滋賀県信楽町の古民家を解体したときに出た梁の廃材を再利用した。宋基泰さん(京都国際学園理事長)がポケットマネーでこの廃材を買い入れ、美術工芸を趣味とする金仁吉さん(京都国際学園元教諭)が裴珠杓さん(民団左京支部副団長)の描いたデザインをもとに、1カ月がかりで彫った。
チャンスンは村の守り神としていかめしい顔をしているのが普通だが、「お年寄りに恐い顔は似つかわしくない」(裴珠杓さん)と、たっぷり大きな福耳を持ち、下がり目で大きい口をあけて笑っているお年寄りの姿にした。
金さんも「お年寄りがチャンスンを見て笑い、元気になられることを願って」彫った。宋さんは「これからずっと入居者の守り神となってほしい」と話した。
3人は昨年4月の故郷の家・京都開設以来、ボランティアで施設内に花壇や畑を作る園芸サポート活動を行っている。
昨年4月の同ホーム開設時には、京都国際高等学校野球部が使用して折れたバットを再利用してつくったチャンスンを玄関の植え込みに設置している。
(2010.3.17 民団新聞)