掲載日 : [2010-04-28] 照会数 : 4467
平城遷都1300年祭「忠南ウイーク」開幕 百済文化ゆかりの奈良で
[ 忠南広報館のテープカットに臨む関係者 ]
【奈良】「平城遷都1300年祭」メーン会場となる平城宮跡会場のオープンを記念、奈良と縁の深い忠清南道を紹介する「忠清南道ウイーク」の開幕式が24日、奈良市佐紀町の会場内「交流広場・まほろばステージ」で行われた。
忠清南道は3国時代に百済の中心だった地域。当時、百済人が高市郡明日香村にやって来て飛鳥寺を建立して仏教を伝え、平城京を造成して日本の基礎をつくった。こうした関係から忠清南道と奈良県は08年に「文化交流協定」を結んでいる。
開幕式には、忠清南道から李仁禾知事権限代行をはじめとする関係者50人が出席した。李知事権限代行が9月18日から開催する「世界大百済展」を紹介し、訪韓を呼びかけた。荒井正吾県知事は「奈良県は百済の縁で忠清南道と縁が深い」と述べ、近鉄奈良駅前にある行基菩薩の噴水を例に挙げた。式典には民団奈良本部から趙政夫団長や李世宝副団長らが参加した。
交流広場には忠清南道を紹介する展示スペースが設けられた。「忠清南道ウイーク」は30日まで開かれる。
蔚山市と熊本市友好協力都市に 歴史的因縁を超えて
蔚山広域市(朴孟雨市長)と熊本市(幸山政史市長)は26日、友好協力都市の協定を締結し、文化、観光、スポーツ、環境など各分野で交流を進めていくことになった。両市は05年から民間交流を積み重ねながら市長同士、相互に訪問を重ね、2月に協定締結で合意していた。
熊本の戦国武将、加藤清正は壬辰倭乱当時、退却するにあたって多くの住民を連行してきた。いまも市内には蔚山町駅という名前の電停が残るなど、両市は歴史的にも因縁が深い。
蔚山市が日本の地方都市と友好協力都市の関係を締結したのは、新潟市に続いてこれが2番目。
(2010.4.28 民団新聞)