掲載日 : [2010-06-09] 照会数 : 4413
深まる韓国への親しみ 「異文化を愉しむ会」10年目
在日同胞と日本人が定期的に会合を持ち、生活習慣や文化の違いなどについて理解を深める「異文化を愉しむ会」(張金子会長)が、結成から今年で10年目を迎えた。 毎月の例会は第3木曜日の午後。調布市近辺を中心に毎回20人余りの同胞と日本人が集まる。比率は日本人が半数以上。韓日交流史をテーマとしたDVDの鑑賞会、韓国舞踊、韓国茶(お点前)など、テーマは毎月変わる。5月は本場の食材を使い、チャプチェに挑戦した。
参加者は「春雨が日本のジャガイモと違ってしこしこしている」とびっくりしていた。白石奈緒美さんは、「いちばん身近な国の料理を知らなかった。これを機会に両国の友好のためになにかお手伝いしたい」と話していた。チェサのときにはオモニがたくさん持たせてくれるという張浩子さん。「自分でつくったことはないけれど、この味を子どもたちに伝えていかなければ」と自らに言い聞かせていた。
会の結成は01年2月。きっかけは会員の呉文子さんが、生活習慣や文化の違いから不自由な入院生活を送った母親を見て、在日高齢者への配慮ある福祉を呼びかけたことからだった。投稿は日本の大手全国紙に掲載され、静かな反響を呼んだ。
呉さんは、「この10年で韓国理解は格段と深まった。これからワンランク上げて在日の悩みなども気軽に相談できる間柄にしたい」と語った。
(2010.6.9 民団新聞)