
半世紀近くにわたるロッテグループ史を展示した「ロッテ歴史館」が14日、京畿道烏山市のロッテ人材開発院にオープンした。
総面積825平方㍍の歴史館は、▽企業理念▽歴史▽社会貢献▽経営▽事業分野の5テーマに分かれ、民団中央本部常任顧問でもある辛格浩総括会長(89)の写真や記録、私物品など270点余りが展示されている。
辛会長は蔚山農業高校を卒業後、1942年、20歳の時に下関に渡った。その時の所持金が83円。歴史館には当時の10円札8枚と1円札3枚が展示されている。
苦学の末に早稲田大学を卒業後、化粧品製造会社を起業。収益性が低下するや、ガムの製造販売に転身、ロッテ製菓を起こし、成功を収めた。
これを基盤に韓日国交正常化から2年後の67年、韓国への投資をスタート、韓国ロッテ製菓を設立した。日本での経営ノウハウを通じて、食品、流通、サービス、観光、重化学工業などの分野に進出し、年間売上額61兆ウォン、韓国有数の財閥に成長した。
展示スペースには、ロッテ製菓が67年に発売した「クールミントガム」や70年代の「ジューシーフレッシュ」など初期の商品も陳列されている。
(2011.4.27 民団新聞)