在日同胞も交換留学
【奈良】韓国外国語大学校(ソウル市内)と天理大学(奈良県天理市)との間で学術面での人的交流が始まって半世紀が経つ。1963年には正式に海外交流協定校の関係を結び、留学生の相互受け入れを実施している。
天理大学の前身は天理外国語学校。同校は解放前の1925年4月に全国に先駈けて朝鮮語部を設置。皇民化政策が推し進められるなか、当時の文部省には「当分の間」との但し書きつきで毎年認可申請を繰り返してきた。1949年に新制大学として認められると、その1年後に朝鮮文学朝鮮語学科を設置した。
天理は別名「語学の天理」と呼ばれるほど、国際教育では80年以上の歴史を誇る。1999年度から今日まで韓国外国語大学校の学生35人を受け入れ、天理大学は2001年度から今日まで36人を派遣している。
天理大学国際文化学部のアジア学科韓国・朝鮮語コース(現国際学部外国語学科韓国・朝鮮語専攻)に社会人枠で入学した在日同胞の金 呈さん(65、兵庫県伊丹市)は昨年8月から交換留学生として1年間、韓国外国語大学校で学ぶ。今年7月には交換留学を終えて天理大学に戻る。
(2011.6.8 民団新聞)