韓国戦争61周年
【大阪】「在日脱北者人権連合」(南新一代表、仮名)は韓国戦争勃発から61周年を迎えた25日、人通りでにぎわうJR近鉄鶴橋駅前で金日成の韓国侵略を糾弾し、韓国国民への謝罪を求めるチラシを配布した。
チラシでは韓国戦争の責任を韓国と米国に押しつけてきた総連の対北韓盲従姿勢も糾弾し、朝鮮学校への補助金の中断を求めている。また、北韓における政権の3代世襲に反対する姿勢も鮮明にした。
南代表のほか、在日同胞の養女として北韓にわたり脱北した榊原洋子さんや、同じく日本人妻の斉藤博子さんも街頭に立った。チラシを受け取った市民は、「日本人拉致被害者は必ず生きている。ぜひ、返してもらいたい」と感想を語った。
だが、在日同胞の北送や脱北の事実についてはその実態を知らないと答えた人が多かった。
(2011.6.29 民団新聞)