あすか信用組合(金哲也理事長、本店・東京都新宿区)は李永植前理事長の組合葬を2日、港区芝公園の浄土宗大本山増上寺で執り行った。在日同胞各機関の関係者ら400人余りが参列し、故人を偲んだ。
民団東京本部の金龍濤団長、金光一東京韓商会長がそれぞれ「同士」を失った悲しみに声も沈みがちに弔辞を読んだ。また、友人代表の金昭夫民団中央本部副団長は、涙をこらえながら故人との楽しかった思い出を振り返った。申 秀駐日大使も弔辞を寄せた。日本側からは、財務省関東財務局理財部長と社団法人東京都信用組合協会会長がそれぞれ弔辞で、大規模広域合併を大きな業績として称えた。
最後に葬儀委員長を務めた金理事長が決意を表明し、喪主の李祥さんがお礼を述べた。
(2011.9.7 民団新聞)