【岐阜】同胞学生の夏の祭典「コリアン・スチューデント・ジャンボリー」(KSJ、学生会中央本部主催)が8月26日までの4日間、岐阜県で開かれた。関東、愛知、大阪などから36人が参加。民団のルーツ、南北問題、来年から始まる在外国民選挙など5つのテーマで語り合った。
兵庫県から参加した朴温美さん(18、関西労災看護専門学校)は「ルーツはみんな同じ。とても居心地がよかったし、友人も増えた」と話していた。愛知の李美沙さん(20、中京大学3年)も、「在日として知っておかねばならない課題を共有でき、ネットワークも広がった」と歓迎していた。
静岡出身のウォン・ヨンスさん(19、東京電子専門学校)は、「みんなでいろんなことを真剣に語りあった。同胞の少ない静岡では経験できない有意義な時間を過ごせた」と喜んでいた。
(2011.9.7 民団新聞)