【神奈川】川崎市と韓国・富川市との草の根市民交流が始まって今年で20年が経過した。
両市民の友好の井戸を掘ったのは、在日同胞が多く住むという特性を生かし、多文化を生かした地域活性化に取り組んでいた桜本商店街(川崎区)と、富川市の遠美市場との相互交流だった。韓流ブームもなかった91年から両商店街の交流が始まり、96年には両市の友好都市提携に発展した。
4日には両市市民交流会の主催する記念シンポジウムが川崎区内で開かれ、この間積み重ねてきた市民、自治体交流の歴史を振り返りながら、その意義を確認した。
(2011.9.14 民団新聞)