仙台地球フェスタ
【宮城】多文化共生の祭典「せんだい地球フェスタ」(同実行委員会主催)に東京からサムルノリグループの「ウリパラム」を中心とする民団大田支部(盧幸一支団長)のチャンゴチームが駆けつけ、23日、会場の仙台国際センターで地元の青年会宮城本部(李東晋会長)のサムルノリグループとの合同演奏を披露した。「被災地に元気を届けたい」との民団大田の申し入れを受けて、民団宮城本部が仲立ちした。
フェスタの今年のテーマは震災地支援への感謝の気持ちを込め「世界のともだちへありがとう」。国際交流に関わる87団体が参加した。ステージでの演奏のほか、民団宮城本部は韓服の試着体験コーナーを担当、来場者には韓国茶をサービスした。また、婦人会宮城本部も屋台で韓国料理を販売した。
民団大田に青年会宮城本部の会長が加わったコラボチームは翌24日には大田区と災害相互応援協定を結んでいる宮城県東松島市に入り、被災者の霊を鎮める奉納演奏を瑞巌寺で営んだ。
民団大田は、東松島市で家屋の汚泥撤去や清掃に取り組む区民ボランティアチームにラーメンやキムチを贈るなど、区の取り組みを後押ししてきた。21日には民団中央本部の協力を得て2㍑入りミネラルウォーター300本、ブランケット500枚、トイレットペーパー、生理用品を区を通じて東松島市に贈った。
(2011.9.28 民団新聞)