六本木ヒルズアリーナで10月1日から2日間
韓国と日本の人と文化、未来を結ぶ交流イベント「韓日祝祭ハンマダン2011」(同実行委員会主催)が、10月1、2の両日、東京・港区の六本木ヒルズアリーナで開催される。実行委員会によれば、「今年は昨年と違って2日間の開催。例年以上に演目をぎっしり詰め込んだ」という。
初日の開幕式祝賀公演を飾るのは、甲状腺がんを克服して08年に奇跡的な舞台復活を遂げた韓国人テノール歌手のペー・チェチョル(宰徹)氏。さらに、K‐POPが大好きという日本人アマチュアグループがカバーするKARAや少女時代などの歌と踊りもみもの。12チーム60人が華麗な舞台パフォーマンスを披露する。
夕方からは全国6地域での予選を勝ち抜いた精鋭21チームによる「韓国歌謡コンテスト2011本選大会」が続く。
2日目は韓国の人間文化財キム・テギュンさんによるチュルタギ(綱渡り)パフォーマンスが注目されている。また、東日本大震災の被災地からは東北5大祭りの一つに数えられている「盛岡さんさ踊り」、福島のスチールパンバンド「MISOLA」による公演など。例年、会場が最も盛り上がるK‐POPコンサート(予約制)の出演者は当日までマル秘扱い。
このほか、ハンカチやTシャツにハングルの名前やメッセージを書き込めるコーナーや、トゥホ(投壺)などの民俗遊戯を楽しめる体験型コンテンツもそろえた。
同おまつりは韓日国交正常化40周年を記念する「韓日友情年2005」の主要事業としてソウルで始まった。東京では今年が3回目。入場無料。約6万人の来場を予定している。
問い合わせは事務局(℡03・6441・6531)。
(2011.9.28 民団新聞)