【岡山】岡山韓国商工会議所(李益雨会長)は16日、岡山市内のホテルで関係者約400人を集めて創立50周年記念式典を開いた。
開会辞で李会長は「1961年の創立当時、在日商工人にとって融資が受けられないなど厳しい状況ではあったが、団結により幾多の苦難を乗り越え、今日を迎えた」と振り返り、「今では韓流ドラマだけでなく、K‐POPや料理など、韓国文化のすそ野が広がり、愛されるようになったことで、私たちの存在意義も増しつつある。これからもかけがえのない組織として精進し、岡山の経済発展にも寄与していく」と強調した。
神戸総領事館の金永俊総領事は「若手を育成するとともに、地域にもさらに貢献することを願っている」と激励した。
李会長は岡山県の石井正弘知事に東日本大震災義捐金を伝達した。韓商連の朴忠弘会長からは林鍾元監事、金正守監事に功労牌が手渡された。金昌男5代会長、李根善6代会長、金圭出8代会長の3人がそろって乾杯の音頭をとった後、会員らは思い出話に花を咲かせた。来賓としてまた、河本勉県議会議長、則武宣弘市議会議長、岡崎彬日韓親善協会会長、金英雄民団岡山本部団長、梁炳玉岡山商銀理事長らが出席した。
(2011.9.28 民団新聞)