アジア各国の文化競演
ポジャギ、伝統紙工芸作品展も
【島根】秋の到来を知らせる「10月のマダン」で一番乗り。民団島根本部(李燮潤団長)は4月から展開してきた一連の多文化共生交流事業の締めくくりとして1日、松江市のくにびきメッセで開催した。
今年は民族や国を超えて互いの文化を楽しめるようにと、アジア各国の様々な文化が競演するにぎやかな発表会とした。
民団島根サムルノリ団が開会セレモニーを飾り、フィリピンのバンブーダンス、モンゴルの馬頭琴演奏と続いた。日本の女子高生も「少女時代」になりきってK‐POPとダンスを披露。デビューしたばかりの韓国出身の歌手、ソラ・アンド・センは「一秒でも……」を歌って会場から大きな拍手を浴びた。会場には民団島根の主宰する「ポジャギ講座」や「韓国伝統の紙工芸」で学ぶ受講生の力作が展示された。
(2011.10.5 民団新聞)