民団東京・新宿支部(呉永錫支団長)は9月22日、同支部会館内に団員・会員のための憩いの場「囲碁サロン」を開設した。民団東京本部管内の支部としては近年、初の試み。サロンの会長を務める金厳同支部常任顧問(66)は、「文化空間として多くの団員に活用してほしい」と話している。
サロンで楽しめるのは囲碁だけではない。大型スクリ‐ンを使ったDVD鑑賞、インターネットの利用、読書も可能。飲料と茶菓子は支部で無料提供するので待ち合わせにも便利。月1回は対局戦も行う。
第1回の対局には民団東京本部からアマチュア5段の李昇虎生活部長をゲストに迎え、同胞と日本人の愛好家9人が楽しんだ。周永実さん(80、東京慶尚南道道民会副会長)は、「囲碁はゴルフと違ってお金がかからない。ぼけないためにも徹底的に勝負にこだわっていきたい」と意気込んでいた。
入会費1000円(初回無料)。利用時間10〜16時(土・日を除く)。問い合わせは同支部(℡03・3350・0555)。
(2011.10.5 民団新聞)