中・高生向け「寺小屋」も
【宮城】民団宮城本部(李根団長)の「オリニ文化スクール」が後半期をスタートさせた。
9月25日の開講式には在日同胞の児童16人が参加。韓国語講師を務める金銀姫さんの発音を聞き取り、自らも声に出して練習した。この後、オペラ歌手の申寿美さんの弾くピアノに合わせてノレ(歌)に親しんだ。感想文を見ると、「在日と友だちになれたことがとても楽しい。これからも休まず通います」と書かれていた。
「スクール」は同本部が「次世代育成の場」と位置づけ、力を入れている事業の一つ。開講式に出席した李純午民団宮城本部副団長は、「在日同胞どうしの友情を育みながら、将来は青年会や民団で活躍できる人材に育ってください」と期待の言葉をかけた。中・高校生には2日、東北大学に留学中の韓国人学生から直接、英語や数学の個人指導を受けられる「寺小屋」が同時スタートした。
毎日曜日10〜12時、韓国会館5階。在日同胞世帯は無料。申し込みは事務局(℡022・263・6961)。
(2011.10.5 民団新聞)