民団東京・大田支部(盧幸一支団長)は1日から、新たに「子どもの総合韓国語教室」を開設した。川崎市内でオリニの母語・母文化教育(日本人にとっての多言語・多文化教育)を支援している非営利社会教育市民自主団体「ライフコミュニケーション多文化教室(略称らいこむ)」との共催。これで同支部の「オリニ土曜日クラス」は月4回に拡大した。
同教室では子どもたちがお絵かきや工作をしながら自然に韓国語に親しみ、楽しめるようにしている。初日は韓国と日本の大学で美術を専攻した講師、林哉希さんの指導のもと、4人の子どもたちが自らの似顔絵を描き、横にハングルで名前と生年月日、家族のことなどを書き入れた自己紹介カードをつくった。この後、世宗大王の業績を絵本で学んだ。この日、「オリニ土曜日クラス」に初めて参加したという1年生の児童は、「楽しかった。次も必ず来たい」と話していた。
毎月第1・3土曜日午前9〜11時。12年3月24日まで全13回。これとは別に、韓国語の入門と初級講座が第2・4土曜日午前中に開設されている。いずれも参加費は無料。問い合わせは同支部(℡03・3736・7061)。
(2011.10.5 民団新聞)