済州島や日本全国の海女同士が集う海女サミット2011「日本列島〞海女さん〟大集合」が29・31の両日、三重の鳥羽市立長岡中学校体育館、海の博物館ほかで開かれる。
海女同士の交流を通して、自然環境保護などの共通の課題について考える機会の創出と、海女文化を観光振興などに結びつけるなど、地域・集落の活性化を図ることを目的にしている。
鳥羽・志摩では約1000人が活躍している。サミットには済州島をはじめ、石川・輪島市、千葉・南房総市、静岡・下田市、福井・坂井市など12カ所から参加する。
「三重大・鳥羽市・海の博物館文化フォーラム」=29日13〜17時/海の博物館。共通テーマ「海女文化を活かす」。「都びとのあこがれ」=本明・三重大学教授、「海女文化をどう捉えるか」菅原洋一・同大教授、「海女の世界遺産登録を目指して」石原義剛同大客員教授。済州島海女唄。無料。
「記念放流」見学=30日10時〜/相差漁港の付近。
「日本列島〞海女さん〟大集合」=同日13時半〜16時40分/長岡中学校体育館。地元の神明くじら太鼓、全国海女紹介、歌手の山川豊さんのトークショー、済州島海女唄ほか。無料。
問い合わせは鳥羽市役所企画財政課(℡0599・25・1101)。
(2011.10.19 民団新聞)