民団韓食ネット協議会は1日、東京・港区の韓国中央会館で第3回定期総会を開き、朴健市会長を再選した。民団中央の林三鎬副団長、韓国農水産物流通公社の金鎮永東京支社長ら来賓をはじめ、約40人が出席した。
朴会長は「当協議会は、韓食世界化に向けて▽韓国農産物の普及▽食文化の普及▽飲食店および団員のネットワーク作りの3大目標を推進してきた。その一環として専門人養成スクールやキムジャンフェアなどを開催し、成果をあげた」と述べ、「今年は『マッコリアカデミー』(仮称)を立ち上げ、検定試験や韓食の歴史・文化講座などを新たに実施していく」と抱負を語った。
林副団長は「キムチネットから出発した韓食ネットが、いいタイミングで韓食世界化に呼応する形になった。さらなる発展を期待する」と激励した。金支社長は「07年にこの場でキムチネット協議会が発足。当時はすべて民団の支援で進められた。韓国が韓食世界化を打ち出す前に韓食の重要性をPRした点、功績が大きかった」と強調した。
今年度の事業計画として、▽韓食材普及のための社団法人設立▽韓食文化発信へ「マッコリアカデミー」開設▽韓食世界化専門人養成スクール開催▽共同購入品目の拡大販売▽料理実習・新メニュー開発研究−−などが承認された。
(2011.11.16 民団新聞)