【滋賀】在日韓国人の戦傷元軍属姜富中さんを「偲ぶ会」が11月27日、大津市内の滋賀県教育会館でしめやかに営まれた。姜さんの戦後補償裁判を支援してきた市民ら30人が出席した。
弁護士の小山千蔭さんは姜さんについて、「親指一つしか残っていない右手を力強く振り上げ、懸命に訴えている姿が目にやきついている」と振り返った。
姜さんは第2次大戦中、米軍の機銃掃射を受け、右手と右目を負傷した。解放後、戦傷病者戦没者遺族等援護法に基づく日本人と同等の補償を訴えてきた。裁判では敗訴したものの、00年6月に国会で特別立法が成立し、わずかながら弔慰金などが支給されるようになった。肺線維症のため、6月に89歳で死去。
(2011.12.7 民団新聞)