
〞B級〟だなんて言わせない
2日間で約20万人入場
新大久保を中心に都区内と近隣の韓国料理の名店が自慢の一品を競うフェスタ「韓流グルメ日本一決定戦」(韓流グルメフェスタ実行委員会主催)が7、8の両日、東京・渋谷区の代々木公園イベント広場で開かれた。「グランプリ」獲得をめざして80店がブースを構え、声をからして呼び込み合戦を繰り広げた。
「日本一」は会場での売り上げと来場者の人気投票で決まる。目新しさで引き付けようと、定番メニューにもちょっとした工夫をこらした。
新大久保で昨年11月から売り出した「チヂミボール」は「チヂミ」といいながら、見た目はたこ焼きそっくり。白玉粉と卵をふんだんに使用したというぜいたくな味だ。試食した若い女性からは「美味しすぎる」との声が聞かれた。また、同じチヂミでも「特徴がないと目につかない」とばかり、チヂミをハート型にくりぬいてアピールする店もあった。
焼き肉パン「カルビツイスター」はパンでくるんだ「片手で楽しめる本格焼肉」がウリ。フェアの開かれた2日間限定で売り出した。同じく「パリパリとした食感」が楽しめるという「韓国式たいやき」、「日本で初めて」という「乳酸菌トッポッキ」もお目見えした。また、「この味を知ってもらいたい」と、スンデの専門店や韓国式豚足の専門店もブースを構えた。
2日間とも行列ができたのは、初代グランプリにも輝いた「スンドゥブチゲラーメン」と、ホットクのブース。双方とも20、30分待ちとあって「最後尾はこちら」のプラカードを掲げた店員が誘導に大わらわだった。来店客は「いろんなものが集結していて楽しい」、「お腹がいっぱいになりそう」と、笑顔を見せていた。
「共同執行委員長」として短期間で多くの飲食ブースの参加を呼びかけた呉永錫さん(民団新宿支部支団長)は、「B級グルメと勘違いしてもらっては困る。ここで出しているのはすべてA級グルメ。短期間でこれだけの店舗が集まったのは昨年、大久保公園で実施した東日本大震災チャリティーの成果といえる。来年は韓国の地方で製品化された逸品も並べ、韓食の世界化へ貢献していきたい」と意気込む。
実行委によれば、2日間の来場者数は約20万人。来年の第2回大会は1月12〜14日の3日間、同会場で開催される。
(2012.1.18 民団新聞)