
4月から公益財団へ
財団法人韓哲文化財団(韓昌祐理事長、東京都千代田区)の11年度助成対象8件がこのほど、決まった。
このうち、「在日1・2世のチマ・チョゴリの調査と作品制作」で助成対象に選ばれたのは、美術作家の呉夏枝さん(在日3世、京都市立芸術大学美術研究科博士課程)。チマ・チョゴリを在日1・2世の記憶や時間が織り込まれたメタファー(隠喩)として捉え、自らのルーツやアイデンティティーに向き合う新たな作品を制作したいと、意欲を燃やしている。
このほか、赤坂憲雄さん(学習院大学文学部日本語日本文学科教授)は、助成金で「在日コリアンの東日本大震災体験をつづった証言集」の出版をめざす。来年3月まで1年かけて100人の聞き書きを集める。
11年度の助成金は1件あたり100万円から最高は200万円まで、総額で1404万円。授与式は14日、都内のホテルで行われた。
4月1日からは「公益財団 韓昌祐・哲文化財団」となる。
(2012.3.28 民団新聞)