【奈良】奈良韓国教育院(申相國院長)は、韓日関係史をテーマとした「在日同胞のための歴史講座」を奈良韓国会館で開いた。日本の学校教育を受けた在日2世に視野の広い歴史観を確立してもらおうと申院長が企画、自ら講師役も担った。同教育院初の試み。
講義では東アジアの視点から韓半島の歴史を読み解いていった。武器の比較では、韓国で弓の達人が多かったのに対し、中国が槍、日本は刀を好んで使用するに至った理由など、身近な事例を挙げた。日本という視座から韓半島の歴史を学んできた参加者には新鮮だったようだ。「よかった、特に古代史についての話がわかりやすかった」と好評だった。講義は3日まで10日間、開かれた。
申院長は「2世から3世へ、代を継いで韓日関係史を語り継いでいってほしい。だから、あえて在日だけにこだわった。今後は支部会館でも開催していきたい」と意欲を見せている。
(2012.4.12 民団新聞)