【大阪】生徒数が伸び悩み、私学助成金も縮小傾向。こうした厳しい環境に置かれた関西地域の民族学校が、今後の生き残りをかけて話しあうシンポジウム「グロ‐バル時代における韓国学校の発展方向」が7日、大阪国際交流センターで開かれた。駐大阪総領事館が大阪と京都の韓国学校の協力を得て実現した。200人が詰めかけ、立ち見も出た。
主催者代表の李賢主総領事が、「日本語ができて、韓国語と英語も話せる境界人の育成こそ、今後の韓国学校のあるべき姿だ。民族教育と国際教育を調和させた対策案に関して、アイデアと意見の交換を」と呼びかけた。
李総領事の提起を受けて金剛学園と白頭学院とも、語学教育の充実を民族学校活性化方案として打ち出した。
金剛学園の金漢翊理事長は、一部の科目を除いて韓国の教科書を使い、韓国語で授業する「韓国教育課程に特化した一条校」を提案。白頭学院の金聖大理事長も、授業の多くを韓国語と英語で進め、生徒自身に選択させる2者択一案を提示した。ただし、一条校として、大阪府と文科省からの承認を得ることが前提となる。
(2012.7.25)