
岩手国際交流協
【岩手】日本統治下の1936年、ベルリン五輪マラソンに日本代表として出場し、金メダルを獲得した孫基禎選手の半生を教材化した冊子『駆けぬけた男』(A4判21㌻、『世界はともだち』part3)が公益財団法人岩手県国際交流協会(盛岡市)から発行された。
スポーツを愛し、アジアの友好を心から願った孫選手の生き方から「民族」「平和」「国際友好」を考えてもらうのが狙い。孫選手に関するベルリン五輪当時のエピソードのほか、Q&A、韓日間の近現代史年表などで構成している。
編集に携わった県立盛岡聴覚支援学校の安保訓子副校長は、「スポーツという世界共通語を通して、個と個が理解し合うことの重要さを学んだ」と話している。
冊子製作には孫選手の長男・正寅さん(民団神奈川・横浜支部事務部長)が全面的に協力した。7月29日には中学生を対象に、ハンドブック発行記念ワークショップが盛岡市内で開かれた。
問い合わせは同国際交流協会(℡019・654・8900)斉藤佑太朗さん。
(2012.8.15 民団新聞)