
【兵庫】阪神大震災や東日本大震災などの被災地を描いた「日本列島地震災害スケッチ集」が1日、完成した。神戸のNGO「国境なき災害支援隊」(弘利代表、一級建築士)が中心となって編纂した。
代表のさんは、95年の阪神大震災で事務所が全焼。周りの悲惨な光景に、「絵に残すことで、たくさんの人に知ってもらいたい」とスケッチを始めた。ボランティアで04年の新潟県中越地震や昨年の東日本大震災の被災地を訪れた際も、悲惨な光景に目を背けず、描き続けてきた。
さんは「震災を風化させることなく、次の世代に伝えていかなければ。防災教育に役立ててほしい」と話している。スケッチ集には火災に見舞われた神戸の町や宮城県南三陸町の津波被害の様子など25枚を収録。1000部を製作した。神戸市内の小学校や被災地に贈る予定。
(2012.9.19 民団新聞)