
【大阪】橋下徹大阪市長の知事当時から「差別、人権のオンパレードで子どもが夢や希望を持てる内容になっていない」との指摘を受け、来年度から補助金を打ち切られることになった公益財団法人大阪人権博物館(愛称リバティ大阪、大阪市浪速区)が、自主財源での存続を目指している。4日、大阪市内での記者会見で明らかにした。
年間運営費は現在、約1億4000万円。85年に大阪府認可の財団法人として開館以来、その大半を府と市の補助金に頼ってきたが、来年度からは企業・団体からのまとまった寄付金と、個人サポーターからの月額1口500円の支援金で維持していく。将来的にはNPO法人として市民の寄付で運営していくことも検討中。
成山治彦理事長は昨年3月、府・市と協議しながら展示を一新しただけに、納得がいかない様子。被差別部落、沖縄、障害者、在日問題などに関わる人権教育・啓発センターとして果たしてきたこれまでの実績を挙げながら、なんらかの援助の継続を求めている。
(2012.10.12 民団新聞)