掲載日 : [2003-08-20] 照会数 : 2814
最後のチャング講習人気 兵庫県立武庫高校(03.8.20)
【兵庫】来年3月に閉校となる県立武庫高校(定時制・加藤巡一校長)の最後となる「クリエイティブ21―チャングワークショップ」が今年も3日まで6回にわたって行われ、婦人会尼崎支部(金節子会長)のオモニたちや、遠くは東大阪から参加している生徒ら22人がそれぞれの思いをこめて練習にのぞんだ。
92年から続いてきた同ワークショップは、同校の朝鮮文化研究会の在日同胞生徒たちが、「自分たちの文化を知ってもらいたい」と県の事業としてスタートした。毎年夏休みに5回〜6回のプログラムで、チャングの習得を目指した。参加者も在日同胞だけでなく日本人なども年々増えたという。
同校の辻本久夫教諭は「日本の学校が10年以上もこの教室を続けてきたことは、とても意義がある。このチャングの輪が他校でも広がっていってほしい」と思いを語った。7年間講師を務めてきた韓国伝統舞踊「柳会(ポドゥルフェ)」の朴垠姫さんも「みんな真剣で、ひとつになって演奏できた時はうれしい。来年から無くなってしまうのは残念」と涙ぐんだ。
今年はチャングのほかケンガリのたたき方も取り込み、参加者たちは例年以上に熱心に学んでいた。
初めてケンガリを手にした婦人会同支部の朴明美さんは「いい経験ができた。もっと若いころからこんな教室があればよかった」と惜しんだ。
3日に行われた演奏発表会では、加藤校長らを前に今までの練習の成果を発揮し、生徒たち全員に修了書と記念品が手渡された。
(2003.8.20 民団新聞)