掲載日 : [2003-08-20] 照会数 : 2695
本国大学生がウトロを見学 「在日」生活史に驚(03.8.20)
[ 在日同胞が集住するウトロ地区を回る大学生たち
]
【京都】韓国全土から公募選考された大学生約100人を中心とする一行が8日、京都府宇治市を訪れ、在日同胞問題について認識を深めた。これは韓国の大手生命保険会社「教保生命」の企画した「東北アジアツアー(大遠征)」の一環。
一行は現地で2班に分かれた。不法占拠のため立ち退き問題に直面しているウトロ地区をフィールドワークした一行は、ウトロ町内会(金教一会長)の厳明夫副会長から地域に居住するに至った歴史的な背景について説明を受け、在日同胞1世住民からも困難だった生活史を聞いた。
今回参加した学生のほとんどはウトロの現状について知らなかったという。学生たちからは「驚いた。これを機会に在日同胞のために貢献できることをしていきたい」との声が聞かれた。フィールドワークを終えると自発的に地区内のゴミ拾いに汗を流した。
一方、在日同胞高齢者のための街角デイハウス「エルファ」を見学した班も在日1世から話を聞き、「非常に勉強になった」と話していた。
今回のツアー参加者は応募者4万人のなかから選ばれた。5日に釜山を出発、対馬を経由して福岡、広島、大阪、奈良と回り京都入りした。大阪では生野区の御幸森コリアタウンで在日同胞の生活実態に触れた。
(2003.8.20 民団新聞)