掲載日 : [2003-09-03] 照会数 : 3083
法務省、在日3世モデルに人権ビデオ(03.9.3)
法務省人権擁護局の所管する財団法人人権教育啓発推進センターが、在日同胞3世を主人公にした人権啓発ビデオ「この街で暮らしたい―外国人の人権を考える」(桜映画社、カラー32分)を製作した。
主人公は児童クラブ(学童保育)の指導員を務めるユン・ミファ。日本で様々な社会的差別に直面している在日バングラデシュ人の家族に出会い、その苦しみを我が身に置き換えて、その家族が地域社会にとけ込めるよう心を砕くというストーリー。原村正樹監督が川崎市内の桜本保育園に勤務する在日同胞の保母をモデルにいくつもの実話を挿入し、構成した。
肌の色が違うため学校でいじめにあう子どもたち、外国籍のために民間アパートの入居を断られる実態など、外国人が日本で定住していくうえで心ない偏見と差別が障害となっていると訴える。
最後は在日バングラデシュ人の家族と日本人市民が、ミファらの企画した市民フエスタ「外国人との出会い」で互いの違いを認めあい、心と心を通わせあうシーンで終わる。
このビデオは図書館や学校の教材として主に自治体向けに販売している。問い合わせは電話03(3503)3304同センターまで。
(2003.09.03 民団新聞)