
あんた一生懸命やから!
慢性的な資金不足にあえいでいるNPO文化センター・アリラン(金容斗理事長、姜徳相館長)に、末期の肺がんと宣告された在日同胞から資産の一部200万円が寄付された。
この同胞は白玉仙さん(82)。新大久保駅近くで39年間、小さなカラオケバーとダンスホールを経営し、コツコツ蓄えてきた資産の一部だ。1日、入院先の病院を抜け出し、「あんた一生懸命やから!」と副理事長の宋富子さんに手渡した。
白さんは15年前、宋さんの一人芝居「在日三代史」を見て「すごい感動した」。当時、宋さんは全国で一人芝居を演じながら、高麗博物館建設のための資金集めに奔走していた。白さんが病床で「社会のためなにかいいことをしよう」と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが宋さんだった。
文化センター・アリランは在日韓国・朝鮮人の歴史を中心に蔵書数は5万点を超すが、スペースの関係ですべてを置けていない。将来的には利用者がすべての蔵書を閲覧できる「図書館」の建設を目標としている。
(2014.4.23 民団新聞)