
【千葉】筆にたっぷりの墨をつけて一気に書いたという はスピード感にあふれていて、流れ星そのもの。 は食卓の上に置かれた器にたっぷり盛られた温かそうなご飯とスープ、箸をビジュアルに思い起こさせる。
ハングル固有の美しさを追求しつつ、それぞれのイメージを最大限に引き出した姜龍熙さんの書50点を中心とした「ハングル書道・韓国伝統文化展」が千葉市民ギャラリー・いなげで開催された。
姜さんによれば、テクニックは「かすれ」「にじむ」のふたつだけだという。会場を訪れた書家の夏田尻光華さん(毎日書道展会友)は、「いままで記号というイメージしかなかったハングルが、活き活きとして見える。日本では会派にそれぞれの流儀があって、こんなに自由にはいかない」とうらやましそうに語っていた。
姜さんの専門は言語学。山梨県立大学で非常勤講師を務めながら、千葉市教育委員会指導課外国人指導協力員も担う。ハングル書道を始めたのは、韓国語教室で教えているとき、受講生から「韓国にも書道があるの?」と聞かれたのが始まり。
展示会は今年で9回目。夫人の李銀淑さんの切り絵などの各種工芸品も展示された。
(2014.7.16 民団新聞)