
【大阪】一般社団法人在日コリアン・マイノリティー人権研究センター(KMJ、仲尾宏理事長)が今年で発足30周年を迎える。7月19日には「30周年のつどい」が第28回KMJ研究夏期セミナーも兼ねて生野区の在日韓国基督教会館で開催され、関係者80人が出席した。
朝鮮近代史、思想史研究家の姜在彦さんが記念講演。続いてのシンポジウムでは、仲尾理事長を囲んで在日の若い世代が、これからの日本と同胞社会について意見を述べた=写真。
センターの前身は「在日韓国・朝鮮人問題学習センター」。郵便外務職の国籍要件撤廃運動が盛り上がりをみせた94年、民族差別の撤廃をめざして集まった活動家・研究者らが結成した。初代代表は鄭早苗氏(故人)。
95年には在日同胞問題に特化した人権啓発冊子『よりよき隣人として』を発行。研修資料として郵便局をはじめ、自治体や企業・学校などに広がった。
人権啓発リーダーの要請を目的に87年からスタートした「夏期セミナー」は現在も「KMJ研究夏期セミナー」として引き継がれている。
98年には大阪府教育委員会から、在日外国人の人権啓発・研究機関としては日本で初めて一般社団法人の認可を受けた。
(2014.8.15 民団新聞)