
【埼玉】民団韓食ネット協議会(呉永錫会長、東京都新宿区)は18日、日高市の複数の農家が集まってつくる高麗高齢者農業生産集団(比留間佐平集団長)に韓国白菜の種子4000粒を無償で提供した。日高市役所庁議室での受け渡し契約調印式には、駐日韓国大使館から李永求農務官が立ち会った。
高麗高齢者農業生産集団では今月末から9月の初めにかけて試験栽培し、12月中旬以降の初収穫を見込む。結果が良ければ、新たな名物として定着させていきたい考えだ。
呉会長によれば、種子は数ある品種のなかから特に日高の緯度と経度に合ったものを選んだという。「(土壌は)やせていて、小石混じり。水が入るとゆるむ」(高麗高齢者農業生産集団)との説明に、呉会長は「韓国と似ている」と「高麗白菜」のブランド化に自信を見せた。
韓食ネットと高麗高齢者農業生産集団との間を取り結んだ日高市の谷ヶ崎照雄市長は席上、「16年には高麗郡建郡から1300年を迎える。韓国白菜を日高市で栽培し、韓国との友好をさらに深めていきたい」と述べた。また、李農務官も「外交でいろいろ問題はあっても、民間の交流は別」と期待感を表明した。
(2014.8.27 民団新聞)