掲載日 : [2003-10-01] 照会数 : 7247
常設型新たに2町で 住民投票条例(03.10.1)
香川・三野・石川・押水…永住外国人含め可決
永住外国人の投票権を認めた常設型の住民投票条例案が、香川県三野町(倉田定宣町長)と石川県押水町(中西一順町長)で相次いで可決された。いずれも、住民の意思を町政に反映させるのが狙い。両県とも永住外国人への住民投票権付与実現はこれが初めて。
「三野町まちづくり住民投票条例案」は9月19日に可決された。倉田町長は「その都度、単発の条例を定めるより、いまの時代を考えるといろいろな事態に備えて常設にした」などと述べた。
投票資格者は永住外国人6人を含む18歳以上の住民8300人。条例によれば住民、議会、町長の3者がそれぞれ住民投票請求ができる。施行は12月1日から。
一方、押水町議会では永住外国人を含む18歳以上の町民を有権者とする「押水町住民投票条例案」を9月25日、全会一致で可決した。施行は来年1月から。
永住外国人4人のうち有資格者は8月末現在、韓国籍を含め3人。
民団中央本部国際局の調べによればすでに永住外国人の参加を認めた常設型住民投票条例を制定した自治体は、愛知県高浜市、埼玉県富士見市、広島県弘広島市、岡山県哲西町の4つある。
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島根と鳥取でも条例 1市1村初の可決
鳥取県日吉津村と島根県平田市が9月24日、永住外国人を含む住民投票条例を議会で可決した。地元民団の働きかけが実ったもの。
市町村合併をともなう住民投票条例の制定にあたって永住外国人にも住民投票権を認めたのは各県とも両自治体が初。
投票資格は日吉津村が18歳以上で11月の予定。平田市は高校3年生以上としている。
(2003.10.1 民団新聞)